「ペクトン (pekkton/PEKK))」。多くの方は初めて聞く言葉だと思います。
ペクトンは、バケツ(ポリエチレン)・PETボトル(ポリエチレンテレフタレート)・プラモデル(ポリスチレン)風防ガラス(アクリル)などの日常の生活で目にする樹脂製品(熱可塑性樹脂樹脂系)最強素材です。
生体親和性・強度に優れる、金属以外の代表的な歯科材料である、ジルコニアの1/6の質量で、非常に軽量で理想的な素材です。
ペクトン(ポリエーテルエーテルケトン)は、歯科金属や歯科用アタッチメントで世界的有名な、「Cendres+Métaux」の製品です。
樹脂製品の頂点(Cendres+Métaux社)
チタン(titanium)・ジルコニア(Zr)につぐ、第三の歯科素材として海外で注目され、臨床使用されています。
歯科の素材としては、
・衝撃吸収性(インプラント上の修復)
・メタルフリー(金属アレルギー対策)
・生物学的材料と同様の性質
・虫歯になりにくい(う蝕制御)
・軽量«重量対強度比»
・優れた生体適合性
を持ち合わせた、優れた歯科材料となっています。
CAD/CAMにて削り出すため、変形がありません。(Cendres+Métaux社)
インプラント上部構造(Cendres+Métaux社)
これから数回にわたり、新素材「ペクトン(pekkton/PEKK)」を使用した、日本で初めての症例をお伝えします。
「Cendres+Métaux」http://www.cmsa.ch/en/
「pekkton(ペクトン)」https://www.facebook.com/pekktonrevolution?fref=ts
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