こんにちは、大塚美容外科・歯科の「藤巻 理也(ふじまき みちや)」です。
先日開催された「日本口腔インプラント学会・第36回関東甲信越支部学術大会」で、発表しました。
演題は「ブラキシズム患者におけるインプラント治療」、歯ぎしり(ブラキシズム)のお話です。
以前のBlog「歯ぎしりは病気じゃない!|咀嚼筋の不思議」で、「咬む筋肉」は、全て「鰓呼吸(えらこきゅう)」していた時の筋肉に由来している事をお話しました。
歯ぎしりは、睡眠が浅いレム睡眠時周辺で起きる事が、わかっています。
レム睡眠は、90分〜110分の間隔でおき4〜5回睡眠時に繰り返します。
そのレム睡眠は、「魚類や両生類などの原始的な眠り」と共通する性質をもっています。
体はぐったりしているのに,脳は覚醒に近い状態、魚は海の中で敵に食べられないように、すぐに起きられる状態で寝ている。人で例えるなら、「まどろんでいる」状態でしょうか。
歯ぎしりで悩んでいる方、かみ合わせを安易に調整してはいけません。
「歯ぎしりの発生機序を、理解している歯科医師」に相談してください!
かみ合わせが問題で「歯ぎしり(ブラキシズム)」が起きるわけではないので!
人の進化の痕跡が歯ぎしりにもあったなんて、面白いですよね!
人生の1/3は「睡眠」、大切にしないと。
歯と睡眠医学、これからもいろいろな情報を発信していきます!
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