Dr.藤巻の美容歯科ブログ|TCH(Tooth Contacting Habit)歯列接触癖

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2014年3月5日

TCH(Tooth Contacting Habit)歯列接触癖

Filed under: 健康,咬み合わせ・顎関節症 — Michiya Fujimaki

昨日(3月2日)TCH研究会に出席しました。

 

以前ブログに書きましたが、TCHとはTooth Contacting Habitの略で「歯列接触癖」のことです。

 

TCHは、慈恵会医科大学の杉崎先生・東京医科歯科大学の木野先生が提唱した概念で、覚醒時(ここがポイント意識のある状態)に持続的に上下歯列を一部もしくは全部を接触させる癖のことをいいます。

 

パソコンのデスクワークや、TVゲーム、スマートフォン操作で多く発生することがわかっています。

 

くいしばりや歯ぎしりなどの強い力とは違い、弱い力(最大咬合時の70%以下)が持続的に作用することで顎関節や咀嚼筋群に負荷がかかり顎関節症の原因の1つであると言われています。

 

TCHは顎関節症以外にも、咬耗・WSD(歯の付け根欠損)・知覚過敏(しみる)・咬合痛(噛むと痛い)・歯根破折(歯が割れる)・修復物脱離/破損(詰め物が取れる/外れる)・歯周病・虫歯・骨隆起(顎が骨膨らむ)・歯の圧痕などとの関連が示唆されています。

また肩こり・頭痛などの全身症状との関連もあるようです。これらは、TCH是正によって好結果が得られています。

 

TCH是正の方法は、次のブログで書かせていただきます。

 

TCH2

 

参考資料:TCH研究会 http://1st.geocities.jp/tchkennkyuukai/

 

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