今回の患者様は、若い時期から歯が抜け始めて、長く歯で悩んでいた50代の患者様です。
歯が抜け20本以下になり、すべての歯が動き、食事や話すことも難しくなり、来院されました。
歯を失った場合、部分入れ歯を使用する、もしくはインプラント治療のどちらかになります。
人と話す仕事をしている方は、歯を抜いたままで過ごすわけにはいきません。
「All on 4(オールオンフォー)」は手術直後に仮歯を入れることが出来るので、
一回の手術で 食事に対する不便さ、話づらさ が改善されます。
口腔内
レントゲン
手術直後仮歯
手術直後レントゲン
手術後は半年間仮歯で生活していただき、骨とインプラントが安定したら、最終的な歯を入れる治療に入ります。
この患者様の症例の場合、「Pekkton : ペクトン(熱可塑性樹脂樹脂系最強素材)」を使用しました。
従来から使用するチタンとの違いは、衝撃吸収性です。重量も従来のチタンの1/3。
噛むことによって顎全体が”たわむ”ので、歯科の材料としては最高の素材です。
素材の違いは、外観ではわかりません。 歯並び・歯の色・顎運動との調和を考え、専任技工士が作製します。
6ヶ月後口腔内
6ヶ月後レントゲン
最終補綴物
新しい素材は、日本においての報告が少ない為、今後も長期の経過を観察していきます。
PEKKTON(ペクトン) Blog https://dental.otsuka-biyo.co.jp/blog/?p=1878
PEKKTON (ペクトン詳細は、HPよりダウンロードできます。) Cendres+Métaux