こんにちは、大塚美容形成外科•歯科の藤巻理也(ふじまき みちや)です。
外科処置前(抜歯・インプラント)に血液検査を行うと、本人は全く気づいていない「糖尿病」を見つけることがあります。
多くの方は糖尿病になりやすい遺伝要素に、肥満・食習慣・運動不足・喫煙などの環境因子が加わり発症する「2型糖尿病」で、糖尿病全体の約90%を占めます。
日本人の主食となる米・パン・麺類の炭水化物はその多くが糖質です。
3大栄養素のタンパク質・脂質・糖質(炭水化物-食物繊維=糖質)で、今までの栄養学では、
タンパク質 13〜20%
脂質 20〜30%
炭水化物 50〜65%
のバランスで食事をするように言われていました。
(白米一膳(150g)に約55gの糖質)
食事などから体内に摂取された糖質は、消化器官での分解され小腸でブドウ糖として吸収、活動するうえでのエネルギー源となります。小腸から吸収されたブドウ糖の一部は血液中に放出されて全身に運ばれ、細胞に取り込まれてエネルギー源となります。この時、ブドウ糖を細胞に取り込む事で血糖値を下げる作用を持つのがインスリンです。ブドウ糖となった糖質の大半はエネルギーとして利用され、以外はグリコーゲンという物質に変えられ、肝臓や筋肉に蓄えられます。こうしてインスリンによって食後に増えた血糖は処理され、一定の値に保たれているのです。過剰に摂取した糖質は、「血糖値を下げようとするインスリンの働きによって脂肪細胞」などにどんどん蓄えられます。
こうして蓄えられた脂肪が蓄積して、やがて肥満となってしまいます。これがとりすぎた糖質が脂肪となり、太ってしまうメカニズムです。
毎日、お腹いっぱいまでご飯を食べ、お酒を飲んだら、糖尿病にまっしぐら。
みなさん気をつけてください!
自分で糖質制限をしてわかった事は、体は順応して今までと同じ食事では、体重の変化が鈍る事。
当たり前のように言われている。食事と運動のバランスを考える事が重要だという事。
きつい運動は、長続きしません。
家事を積極的にやり、一つ前の駅で降りて歩く、
「代謝を上げて」
「腹八分目」
話題のダイエット法も良いですが、昔から言われている事を守りつつ、
現代の栄養学を勉強する事。
次からは、最新の栄養学のお話をします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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