歯を失った場合、取り外し式義歯かインプラント治療が適応となります。
その場合、治療前診断は非常に重要で、歯を失うまでの過程を知ることが重要になります。
前歯を失うのと、奥歯を失うのとでは、問題点が大きく異なり、前歯を失った場合、
審美的な問題点が多いのに対して、奥歯を失うということは機能的・物理的な問題点が生じます。
奥歯を失うことは、家に例えると柱を失うことと同じで、放置するとお口全体の、噛み合わせの崩壊を起こします。
親知らずを除いて永久歯は28本ありますが、虫歯や歯周病で歯を失い、残っている歯が20本以下になると、
急激に噛み合わせの崩壊が起こることが知られています。
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