今日は私が所属するUIR(ユニバーサルインプラント研究所)の講習会に参加しました。
会員のMALO CLINIC TOKYO 下尾嘉昭先生の講演です。
日本口腔インプラント学会専門医試験で、よく出題されるテーマ「インプラント治療の偶発症」が、今回の講義内容です。
下尾先生は解剖の講座で学位を取ったこともあり、基本的な解剖を詳しく説明してもらい、知識の整理になりました。
インプラント治療の偶発症には
1)感染 2)下歯槽神経損傷 3)その他の神経損傷 4)上顎洞炎 5)上顎洞へのインプラント埋入 6)異常出血 7)異常疼痛 8)器材の誤飲、誤嚥 9)器材の破折 10)インプラント体のスタック 11)インプラント体の動揺、埋入窩の過形成と形成形成部位の錯誤 12)火傷 などがあります。
全ての偶発症は、術前の歯周精密検査(歯周組織の把握)・血液検査(全身状態の確認)・CT診査(解剖学的形態の把握)を行えば防げるものです。
私どもは、どんなに簡単と思われる手術にも、上記した検査が必要だと思っています。
UIRでは臨床で重要な解剖学を勉強する機会を、
平成28年10月23日東京歯科大学解剖講座教授 阿部伸一教授により
「口腔内小手術、インプラント治療における臨床解剖学」を開催します。
興味がある方は、ぜひ参加してください。
facebookのユニバーサルインプラント研究所のサイトにアクセスし、参加希望のメッセージを頂ければ、詳細を返信いたします。
UIR ユニバーサル・インプラント研究所 www.facebook.com/universalimplant
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