手術は口の中から行われます。顎のエラの部分にわずかな目立たない程度の傷跡が残りますが、半年もすればさらに目立たなくなるものです。全身麻酔で眠っている間に終了し、5~6日間の入院が必要です。
こんな方へおすすめです
- 下顎が前に突き出ている
- 受け口(下顎前突の方)
- しゃくれ顔
- ワイヤーによる矯正歯科では、思うように口元が引っ込まなかった
- ワイヤーによる矯正では無理だと言われた
- ワイヤー矯正治療が嫌い・抵抗がある
矯正歯科との違いはなんですか?
歯科医師より一言
ワイヤー矯正では得られない治療結果を短期間で
ドクターより
違いは一言で言うと、歯列矯正は、歯の角度を変える範囲での治療、
外科矯正は、歯を含めた骨の位置自体を変える治療です。
正確な診断を行うことで、術後の状態を予測する事が可能です。
歯列矯正では治せないケースがあり、「ワイヤー矯正では治せません」といったお話をする事があります。
ケース1)反対の噛み合わせが改善したが、顎はしゃくれたまま
ケース2)出っ歯は改善したが口元全体は突き出たまま
…等です。当院の外科矯正では、ワイヤー矯正では得られない治療結果、もしくはそれ以上の良好な結果を、短期間で得られます。
一般的に外科矯正が対象になる人は「顎変形症」に属す場合が多くあります。顔の形の審美的な問題、食べ物を噛み切る・噛み砕く等の機能の低下、発音が正しく出来ない等の障害を伴い、精神的・心理的な影響は予想以上に大きいものです。
外科矯正の目的は…
- お顔の広範囲(顔面)の審美的な改善
- 噛み合わせ、食べること、発音の正常な回復
- 精神的(心理的)なストレス、コンプレックス等をなくす
- 見た目の印象アップや性格が明るくなる等、社会生活の向上
…以上のように、歯列矯正のみでは解決できない問題を、解決する事が出来るのが外科矯正の特徴です。
術後に通院の必要はありますか?
大きな外科手術でプレートを入れた方は3~6ケ月後に取り外しの施術、
半年、1年のサイクルで噛み合わせなどのチェックアップを行います。
痛みはありますか?傷跡は残りますか?
術中は麻酔担当ドクターの管理下のもと、全身麻酔を行いますので、眠っている間に終了します。
下顎骨体移動術は口の中からすべて行いますので、外見上の傷跡は残りません。下顎枝矢状分割術は顎のエラの部分にわずかな目立たない程度の傷跡が残りますが、半年もすればさらに目立たなくなります。
入院の期間について教えてください
施術法によって、入院期間が異なります。詳しくはお問い合わせください。
*大塚院での施術・入院になります