上顎骨体移動術(出っ歯など、上あごが突き出ている)
出っ歯など、上あごが突き出ている場合
上あごの骨を後方に引っ込める外科矯正法です。基本的には4番目の歯を抜歯し、出来たスペースを利用し、口元を後方に引っ込めます。移動幅は個体差にもよりますが、最大で7mmです。
上顎前方(前歯部)歯槽骨骨切り術
適応上顎の過成長による咬み合わせの不良(いわゆる「出っ歯」)及び、それに伴う上の口元の突出感を生じる患者様が適応となります。
術式・手技全身麻酔下・入院2~3日での治療となります。上顎・左右4番目(あるいは5番目)の歯を抜歯し、後退させる為のスペースを確保。次に左右の犬歯間の骨切りを行い、後方へ移動し咬合・口元の改善をはかります。
効果いわゆる「出っ歯」等の咬み合わせと、上の口元を後退させることによる審美性の改善。
リスク
術後の疼痛:1~2日間…鎮痛剤を投与します。
術後の腫れ:1~2週間…腫れの大きさ・期間には個人差があります。
歯冠空隙(しかんくうげき:歯と歯の隙間のこと)…術式の項目で説明した通り、4番目(あるいは5番目)の歯をを抜歯したスペースを、咬合を考慮した場合、全て距離を後退させることができないことがあります。その時に歯冠空隙ができます。生じた場合、手術3~6ヶ月後に補綴(セラミッククラウン等)あるいは矯正治療が必要となることもあります。
術中の出血…多量に出血することはまずありません。よって、輸血などの心配はまずありません。
組織の壊死…術後、血行不良・感染等により、一部の骨及び歯牙の喪失などの合併症が極稀に可能性としてあります。
骨髄の失活…骨切りにより、歯の内部神経(歯髄)が切断されるが、徐々に(1~3年)回復されます。回復されない場合、歯髄の処置・歯の漂白治療が必要となることもあります。
上顎骨体移動術…¥770,000
ドクター保坂からのコメント術前は唇が上がり、歯茎が見えていましたが、上顎を下げることにより、術後は歯茎が見えにくくなり、口唇が閉じやすくなり、すっきりとした口元に変わりました。乾燥による歯肉炎も改善されました。様々なデメリットが解消されたことにより、口角も上がり、自然にスマイルラインが作れるようになりました。
上顎前方(前歯部)歯槽骨骨切り術
適応上顎の過成長による咬み合わせの不良(いわゆる「出っ歯」)及び、それに伴う上の口元の突出感を生じる患者様が適応となります。
術式・手技全身麻酔下・入院2~3日での治療となります。上顎・左右4番目(あるいは5番目)の歯を抜歯し、後退させる為のスペースを確保。次に左右の犬歯間の骨切りを行い、後方へ移動し咬合・口元の改善をはかります。
効果いわゆる「出っ歯」等の咬み合わせと、上の口元を後退させることによる審美性の改善。
リスク
術後の疼痛:1~2日間…鎮痛剤を投与します。
術後の腫れ:1~2週間…腫れの大きさ・期間には個人差があります。
歯冠空隙(しかんくうげき:歯と歯の隙間のこと)…術式の項目で説明した通り、4番目(あるいは5番目)の歯をを抜歯したスペースを、咬合を考慮した場合、全て距離を後退させることができないことがあります。その時に歯冠空隙ができます。生じた場合、手術3~6ヶ月後に補綴(セラミッククラウン等)あるいは矯正治療が必要となることもあります。
術中の出血…多量に出血することはまずありません。よって、輸血などの心配はまずありません。
組織の壊死…術後、血行不良・感染等により、一部の骨及び歯牙の喪失などの合併症が極稀に可能性としてあります。
骨髄の失活…骨切りにより、歯の内部神経(歯髄)が切断されるが、徐々に(1~3年)回復されます。回復されない場合、歯髄の処置・歯の漂白治療が必要となることもあります。
上顎骨体移動術…¥770,000
ドクター保坂からのコメント上顎の突出を改善することにより、輪郭の改善だけでなく咬み合わせも改善され、出っ歯・歯周病の治療にもなり、口内全体の健康も改善されました。術後は凛とした印象の口元に生まれ変わりました。
手術は口の中から行うため、外見上の傷あともなく、全身麻酔で眠っている間に終了します。
手術は1回、1~2時間程度で、2~3日間の入院が必要です。
こんな方へおすすめです
- 上顎が前に突き出ている
- 出っ歯(上顎前突の方)
- 上の歯ぐきが出ている、笑うと歯ぐきが目立って気になる方
- ワイヤーによる矯正歯科では、思うように口元が引っ込まなかった
- ワイヤーによる矯正では無理だと言われた
- ワイヤー矯正が嫌い・抵抗がある
矯正歯科との違いはなんですか?
ワイヤー矯正では得られない治療結果を短期間で
ドクターより
違いは一言で言うと、歯列矯正は、歯の角度を変える範囲での治療、
外科矯正は、歯を含めた骨の位置自体を変える治療です。
正確な診断を行うことで、術後の状態を予測する事が可能です。
歯列矯正では治せないケースがあり、「ワイヤー矯正では治せません」といったお話をする事があります。
ケース1)反対の噛み合わせが改善したが、顎はしゃくれたまま
ケース2)出っ歯は改善したが口元全体は突き出たまま
…等です。当院の外科矯正では、ワイヤー矯正では得られない治療結果、もしくはそれ以上の良好な結果を、短期間で得られます。
一般的に外科矯正が対象になる人は「顎変形症」に属す場合が多くあります。顔の形の審美的な問題、食べ物を噛み切る・噛み砕く等の機能の低下、発音が正しく出来ない等の障害を伴い、精神的・心理的な影響は予想以上に大きいものです。
外科矯正の目的は…
- お顔の広範囲(顔面)の審美的な改善
- 噛み合わせ、食べること、発音の正常な回復
- 精神的(心理的)なストレス、コンプレックス等をなくす
- 見た目の印象アップや性格が明るくなる等、社会生活の向上
…以上のように、歯列矯正のみでは解決できない問題を、解決する事が出来るのが外科矯正の特徴です。
よくある質問 Q&A
- 術後に通院の必要はありますか?
- 大きな外科手術でプレートを入れた方は3か月後に取り外しの施術、
半年、1年のサイクルで噛み合わせなどのチェックアップを行います。 - 痛みはありますか?傷跡は残りますか?
- 術中は麻酔担当ドクターの管理下のもと、全身麻酔を行いますので、眠っている間に終了します。
施術は口の中からすべて行いますので、外見上の傷跡は残りません。 - 入院の期間について教えてください
- 施術法によって、入院期間が異なります。詳しくはお問い合わせください。
術式 日数 上顎骨体移動術 2~3日間 下顎骨体移動術 2~3日間 上下顎骨体移動術 3日間 下顎枝矢状分割術 5~6日間