こんにちは、大塚美容外科・歯科の「藤巻 理也(ふじまき みちや)」です。
10代の時に歯をぶつけ、最近になり歯の色が変わってきたと来院された、30代男性の患者様です。
歯髄(しずい)神経のを検査したら、神経はすでに死んでいました。死んだ神経は歯を変色させ、顎の骨の中に炎症を起こす原因となります。感染した歯質や神経を徹底的に除去する、根管(こんかん)治療をが必要です。
歯には単純な色の違いだけでなく、年輪のような構造があるのがわかると思います。
根管治療を丁寧にやることで、歯を救うことができます。
歯を支える歯根膜(しこんまく)は、インプラント治療では得られない繊細な感覚をえられる、大切な組織です。簡単に歯を抜かないで、治療をすることの大切さを、感じています。
オールセラミッククラウンの製作工程。(今回のケースではありません。)専任歯科技工士が、難しいケースの場合、一本の歯を一日かけて製作します
ジルコニアのフレームの上に、セラミックパウダーを何層にも分けて、築盛(ちくせい)を行う。
根管治療、セラミッククラウンのセット合わせて4時間、3回の来院が必要でした。
患者様は「まるで自分の歯みたいだ!」と、ご満足いただけました。
Take home messages
ご自分の歯を大切にしていただくこと。
歯根膜は、食べ物の硬さを瞬時に感じる大切な組織。(根管治療が大切)
自分の歯が1番良いこと。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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歯科技工士 https://dental.otsuka-biyo.co.jp/clinic/dt.html