こんにちは、大塚美容外科・歯科の「藤巻 理也(ふじまき みちや)」です。
「知識ではわかっていたことが、一つのイラストによって、スッキリ整理できた。」そんなお話です。
以前の歯ぎしりは、歯並びが悪いために起きるとか、色々と論議されてきました。
私は三木成夫「生命形態学序説ー根原形象とメタモルフォーゼ」を読み、
このイラストを見て、今までモヤモヤしていた知識が、スッキリ整理できました。
学生の時、咬む筋肉(咀嚼筋そしゃくきん)は、鰓弓(さいきゅう、えら)由来の組織と習い、
そんな知識は、言葉としての理解にとどまり、しっかり定着していませんでした。
下のイラストは、原始動物のサメの胚子と人間の筋肉を色分けしたものです。
「咬む筋肉」は、全て「鰓呼吸(えらこきゅう)」していた時の筋肉に由来しています。
もともと、常に動き続けるようになっているのです。
歯ぎしりが、鰓呼吸の延長線上にあるなら、歯ぎしりは病気ではありません。
現在では、ストレス発散の表れとして、歯ぎしりをしていると考えられています。
もちろん、歯ぎしりは、歯の病気の原因になりますので、しっかり管理するべきものです。
歯がしみる、歯が欠ける、痛みがいつまでも取れない、被せ物が取れやすい等でお悩みの方は、
歯科医院を受診してください。
参考文献:「生命形態学序説ー根原形象とメタモルフォーゼ」7.体節と鰓節のメタモルフォーゼ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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