Dr.藤巻の美容歯科ブログ|「歯を失ってから、歯が入るまで。」3 インプラント上部構造(人工歯)

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2015年7月13日

「歯を失ってから、歯が入るまで。」3 インプラント上部構造(人工歯)

Filed under: インプラント,歯がない、欠けている — Michiya Fujimaki

今回は、インプラント上部構造(人工歯・セラミック)が入るまでを、イラストでご説明します。

 

1,各メーカーのインプラントに定められた期間(免荷期間、4週間〜6ヶ月)、骨とインプラントが結合するのを待ちます。

所定の期間が経過し、インプラントと骨が結合したのを確認した後、専用の歯ぐきをカットする器具やメスで、最小の切開を行い、インプラント体を露出させます。

 

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2,インプラント体を口の中に露出させた後、蓋(キャップ)をして約4週間、周囲の歯ぐきが治癒するのを待ちます。

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3,インプラントに対し、精密な型取りを行います。ここで精密に型取りを行うと、最終的な歯(セラミック等)とインプラント体との間に隙間のない構造物を入れることができます。口の中は細菌が多いので、この工程は慎重に行う必要があります。

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4,インプラントに、上部構造(セラミック等)を支える土台をセットします。歯の位置により、角度・高さ・太さを変え、理想的な位置に設定します。

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5,最終的な歯(セラミック等)をセットします。固定の方法には二種類あり、セメント(歯科専用の接着剤)で固定する方法と、スクリューで固定する方法があります。

 

【セメント固定の場合】

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セメントで固定する方法の利点として、構造が単純で審美的にも優れていることがあげられます。欠点として、セメント自体が歯周炎の原因になる場合があり、余剰なセメントを注意して除去する必要があります。

 

【スクリュー固定の場合】

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スクリュー固定法では、ネジで上部構造(セラミック等)の脱着が簡単に可能なため、清掃性に優れています。しかし、その構造から、見える位置にネジの穴が開くため、審美性に欠けるという欠点があります。

 

 

セメント固定にするか、スクリュー固定にするかは、治療部位や清掃性に関係してきますので、

ケースバイケースで選択します。

 

患者様の口腔内管理に左右される、インプラント治療も、他の歯科治療と同様に、メインテナンスがもっとも重要です。

 

インプラント治療:https://dental.otsuka-biyo.co.jp/implant/

 

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