Dr.藤巻の美容歯科ブログ|「歯を失ってから、歯が入るまで。」1 レントゲン診断

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2015年6月12日

「歯を失ってから、歯が入るまで。」1 レントゲン診断

Filed under: インプラント,歯がない、欠けている — Michiya Fujimaki

最近海外の患者様が増えた事もあり、目で見て直感的にわかるカウンンセリングのイラスト作りをしています。患者様も話しだけでなく、目で見ながら疑問を解消できたらと思います。

 

今回は、インプラント治療の診断から歯が入るまでを、イラストで説明します。

 

1、インプラント診断。歯を失った場合。レントゲン写真・CTレントゲンを撮影します。

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左は、パノラマレントゲン写真(全体像を把握)、右はCTレントゲン(断層情報)。赤の☆印は同じ場所を表しています。

 

2、インプラントを立てる場所を確認します。

①今回は下顎の第一大臼歯にインプラント治療を行いますので、歯の幅11mmの半分 5.5mmの位置を診査します。

②その場所にある避けなければならない部位を測定します。今回は下顎なので下歯槽神経管の位置に注意します。それによって、インプラントの長さ・太さ・種類を決定します。

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3、インプラントシミュレーションソフトを使ってインプラントの埋入をシミュレートします。

コンピューター上で最終的な冠(インプラント上部構造)を想定し、細かい角度や使用する構造物を決定します。

そのデータを使い、手術に使うインプラントガイド作成を行います。(Landmark Guide ; Icat社、NobelGuide ; NobelBiocare社)

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guide_phad1  Landmark Guide   nobelguid_img_05Nobel Guide

Landmark Guide     http://www.icatcorp.jp/product/icat_guide.html

Nobel Guide     http://www.nobelbiocare.co.jp/product/guided_surgery/nobelguide.html

 

 

4、CT値の分布を調べ、骨密度を推測します。そのCT値からインプラントが安定する方向・深さを検討していきます。(骨密度は一部の歯科用CTでは測定できません。)

骨密度とは、骨が柔らかいか・硬いかの指標で、手術の際の手指に伝わる感覚と一致します。手術後のインプラントの初期安定に、大きく関わってきます。

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インプラント治療 https://dental.otsuka-biyo.co.jp/implant/

 

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