今回は「ALL on 4(オールオンフォー)」の、術前検査・手術についてお話します。
上下顎同時に手術を行う場合、当院では全身麻酔で施術を行います。
「全身麻酔」での手術は、患者さまは完全に眠っており、まったく意識がない状態で手術を行いますので、
「痛みをまったく感じない」状態での手術となります。
全身麻酔を行う前には、「血液検査」・「心電図」・「胸部レントゲン検査」を行い。麻酔科専門医によるチェックが行われます。
手術は歯科医師(口腔外科医・補綴医)2名、歯科衛生士1名、看護師1名、麻酔科専門医師1名、計5名による、万全の体制で行われます。
施術順序は、
1)全身麻酔
2)上顎残存歯抜歯
3)上顎インプラント植立
4)上顎インプラント印象・咬合採得
5)下顎残存歯抜歯
6)下顎インプラント植立
7)下顎インプラント印象・咬合採得
8)テンポラリー・インプラントブリッジ(仮歯) 上下セット
となります。
インプラント手術後のパノラマレントゲン
インプラント埋入後、口腔内写真
インプラント手術が終わると、入院室で、テンポラリーインプラントブリッジ(仮歯)の完成をお待ちいただきます。
インプラントブリッジ(仮歯・咬合器上)
テンポラリーインプラントブリッジ(仮歯)口腔内装着
テンポラリーインプラントブリッジが装着されます。いわゆる通常の義歯(入れ歯)とは違い、インプラント体が義歯を支えますので術後の痛みが少ないのが特徴です。
次回は、テンポラリーインプラントブリッジの装着を中心にお話します。
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「ALL on 4(オールオンフォー) implant」https://dental.otsuka-biyo.co.jp/implant/allon4.html